
プレーオフをバーディーで制した瞬間、歓喜の雄叫びをあげたガルシア(C)EPA=時事
マスターズ19回目、メジャー74大会目にして、ついに勝利を掴んだセルジオ・ガルシア(スペイン)がグリーン・ジャケットを羽織る恒例の儀式に臨んでいたちょうどそのころ、今年から新装されたプレス・ビルディングでは、プレーオフのうえ苦杯をなめたジャスティン・ローズ(英国)の敗北会見が行なわれていた。
今年は本当にいろんなことが起こったマスターズだった。開幕前の練習日は雷雨に見舞われてコースが何度もクローズ。予選2日間は寒波と強風に襲われ、世界のトッププレーヤーたちの戦いは我慢比べの様相を呈した。

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