イラク北部「クルディスターン」の独立を左右するロシアの「石油権益」

「クルディスターン」の”国旗”を掲げて越境トルコ軍部隊の即時撤退を要求してデモ行進するクルド族市民(C)AFP=時事
クルド情勢がめまぐるしく揺れ動く。9月25日にイラク北部のクルド自治区(KRG: クルディスターン地域政府)支配地域で、独立の賛否を問う住民投票が強行され、投票率が72%、そのうち92.73%が独立に賛成という、予想通りの一方的な結果が出た。これによって勢いづき、KRGは11月1日に大統領選挙と議会選挙を行うとクルド・メディア『ルダウ』は伝える。

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