2016年から『週刊新潮』で、さらに2017年6月から2018年7月までフォーサイトで連載され、野口悠紀雄さん(一橋大学名誉教授、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問)の『マネーの魔術史』が、加筆修正されて単行本となりました。タイトルは『マネーの魔術史 支配者はなぜ「金融緩和」に魅せられるのか』(新潮選書)、発売は5月22日です。
人類史に「マネー」が登場して以来、為政者たちはこの魔物をどう扱い、支配するかに腐心してきました。中でも「金融緩和」は、まるで魔術のようなひとときの成功と熱狂を呼びましたが、やがてそれは失望を生み、為政者もまた退場せざるをえなくなりました。それでもなお金融緩和に望みをかけ続る理由は、いったいどこにあるのか――野口さんの明快な分析、ぜひご一読を!
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マネーの魔術史 支配者はなぜ「金融緩和」に魅せられるのか(新潮選書)