「一帯一路」を軍事面から支える大規模「アフリカ派兵」

ジブチに開設された中国基地(C)AFP=時事

 

 中国の「一帯一路」構想は、ユーラシア大陸とインド洋を舞台に東西をつなぐ交通路を充実させ、経済活動の促進を目指す構想である。同構想の西端に位置するアフリカにおける中国の経済的プレゼンスの増大については、今更説明する必要もないだろう。

 本稿で注目したいのは、いまや日本でもよく知られているアフリカにおける中国の経済活動ではなく、アフリカにおける中国の軍事活動の実態についてである。

 軍事活動は一般市民の目に触れる機会こそ少ないものの、「一帯一路」構想を直接的・間接的に支えており、その活動は2種類に大別できる。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
白戸圭一 立命館大学国際関係学部教授。1970年生れ。立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。毎日新聞社の外信部、政治部、ヨハネスブルク支局、北米総局(ワシントン)などで勤務した後、三井物産戦略研究所を経て2018年4月より現職。著書に『ルポ 資源大陸アフリカ』(東洋経済新報社、日本ジャーナリスト会議賞受賞)、『日本人のためのアフリカ入門』(ちくま新書)、『ボコ・ハラム イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織』(新潮社)など。京都大学アフリカ地域研究資料センター特任教授、三井物産戦略研究所客員研究員を兼任。
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