![](/mwimgs/2/c/1300mw/img_2c49f055e148f1c575fc0f01756756ee241284.jpg)
髙島頭取は全銀協会長も務めている ©︎時事
相次ぐシステム障害の結果、坂井辰史社長(62)の退任が一気に固まったみずほフィナンシャルグループ(FG)の動きにかき消されているが、3大銀行グループの一角、三井住友フィナンシャルグループでも首脳人事が風雲急を告げている。グループ中核銀行、三井住友銀行の髙島誠頭取(63)の交代観測が急浮上しているのである。
発端となったのは、三井住友銀会長職にあった宮田孝一氏の急逝。本人が体調不良を訴えて入院してからわずか1 週間後の10月24日、息を引き取った。死因は膵臓癌。67歳だった。「1カ月前に会った時には、体調不良の兆しなどまったくなかった。訃報は何かの間違いかと思った」(三井系企業首脳)。
![](/common/images/v1/common/key_black.png)
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン