深いトコロを「伝える技術」
深いトコロを「伝える技術」 (6)

固代表・プレゼンテーションクリエイター/前田鎌利さん、スライドデザイナー/堀口友恵さん:社内決裁を勝ち取る「プレゼン資料ロジカル作成術」

執筆者:フォーサイト編集部 2025年6月23日
タグ: 日本
プレゼン資料のスライド枚数は5~9枚、プレゼン時間は3~5分が望ましい[前田鎌利氏(左)、堀口友恵氏(右)](写真は固社提供)
『プレゼン資料の図解化大全』の著者、前田鎌利氏と堀口友恵氏が所属する「株式会社 固」は、これまで2000社を超える企業にプレゼンのノウハウを提供し、伝わりやすいスライドデザインの作成を手がけてきた。今回はビジネスパーソンが会社内で提案プレゼンする際に、相手にアイディアを効果的に伝えて決裁を勝ち取る資料作成術について話を聞いた。

――ビジネスパーソンには自分の考えを社内に提案する「社内プレゼン」の機会が多くあります。

前田 社内プレゼンで作成する資料は、会社の決裁をとるためのものです。このゴールイメージを描けていない方が多いように思えます。いくらビジュアルを綺麗に整えても、自分の中にある考えが相手に伝わらなければ意味がない。相手に合理的に意思決定してもらうために、資料に盛り込むべき内容や見せ方を工夫しましょう。

堀口 資料作成に時間が掛かりすぎる、という悩みを抱える方は多いです。効果的に伝わる資料の型やポイントを学ぶことで、作成時間を大幅に削減しましょう。慣れてくると、情報を整理するための「ブレストシート」は20分程度、全てのスライドは2時間程度で作り終えることができます。

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カテゴリ: カルチャー
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