抗議活動における一部の行動は反逆罪やテロリズムに相当すると述べた[政党指導者らとの共同記者会見で全国的な抗議活動について発言するプラボウォ大統領(中央)=2025年8月31日、ジャカルタ・大統領官邸](C)AFP=時事
8月末にインドネシア全土で発生したデモにより、国家警察の勢力が減退し、インドネシア国軍の勢力が伸長するとの見方が広がっている。
デモは国会議員の住宅手当の増額への反発から大規模な抗議が発生し、一部が暴徒化した。今回のデモを過激化させたのは8月28日夜に警察の装甲車がオンライン配車タクシーの運転手を轢き殺した事件だった。このほかにもデモ隊鎮圧に催涙ガスを多用するなどの対応も批判された。
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