イギリス・バーナム付近から見つかった先史時代の炉。40万年以上前のもので写真の「B」付近の赤い堆積物は粘土 (C)Jordan Mansfield, Pathways to Ancient Britain Project/Handout via REUTERS
[ロイター]痕跡は、れんがを作るために使われていたバーナム村近郊の古い粘土採掘場から見つかった。研究チームは、加熱された粘土の塊や、熱で割れたフリント(燧石)の手斧、さらにフリントと打ち合わせることで火花を生む黄鉄鉱の破片2点を発見した。繰り返し同じ場所で火が起こされた跡とみられる。
近くには、かつて先史人類が滞在していた水場がある。
「人間が火を起こす目的で、黄鉄鉱を発掘現場まで持ってきたと考えられる。火起こしの起源が前倒しされる大きな発見だ」とロンドン・大英博物館の旧石器時代コレクションのキュレーターで、論文の責任著者であるニック・アシュトン氏は述べた。論文は、学術誌『ネイチャー』に掲載された。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン