パレスチナ自治区のヨルダン川西岸ラマラ近郊ベイトゥニア。ここにパレスチナ自治政府治安警察の本部が置かれている。なぜか、通称ペンタゴンと言うらしい。米国の援助で建てられたからそう呼ばれているという説もある。 今年四月初め、この本部がイスラエル軍の猛攻撃を受けて大破、内部にいた約二百人が尋問のため連行された。「ヤセル・アラファト議長やジブリル・ラジューブ治安警察長官に危害を加える意図はイスラエルにはない。ラマラの議長府や治安警察本部に逃げ込んだテロのリーダーたちを逮捕するのが目的」との声明をイスラエル政府は発表した。
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