韓国も米国やロシアなどと同じく2012年、大統領選を迎える。時期は12月だから結果の予想はまだ難しいが、焦点は故朴正熙大統領の長女、朴槿恵(パク・クネ、59)=元ハンナラ党代表=が果たして当選するかどうかだ。以下は客観的な情勢分析というより、筆者の期待というか、韓国および日本にとってあるべき姿という意味で、ごく個人的な展望を書いてみたい。
筆者は「初の女性大統領としての朴槿恵大統領誕生」を大いに期待し、韓国でも日本でも質問されるとそう答えている。理由はこうだ。対内的事情と対外的事情の両方から以下のように説明している。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン