フロッグマンじゃないってば

執筆者:成毛眞 2004年11月号
タグ: アメリカ 日本

 水難事故などのニュースを見ていて、ダイバーとしてはいつも気になるのが潜水用語だ。ただいまダイバーが「酸素ボンベ」を背負って海に入りました、などとレポーターが説明していることがあるのだ。 海のなかでは溶接をする目的以外には酸素ボンベは使わない。正確には「空気タンク」である。潜水士が背中にくくりつけているのは二百気圧に圧縮した地上の空気そのものなのだ。 実は酸素は毒物である。高圧高濃度の酸素を吸い続けると、酸素中毒を来しめまいや麻痺が起こるだけではなく、死に至ることもある。テレビの前のよいこはニュースを信じてはいけない。

カテゴリ: 経済・ビジネス
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
成毛眞 中央大学卒業後、自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、1986年、マイクロソフト株式会社に入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。2011年、書評サイト「HONZ」を開設。元早稲田大学ビジネススクール客員教授。著書に『面白い本』(岩波新書)、『ビジネスマンへの歌舞伎案内』(NHK出版)、『これが「買い」だ 私のキュレーション術』(新潮社)、『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『金のなる人 お金をどんどん働かせ資産を増やす生き方』(ポプラ社)など多数。(写真©岡倉禎志)。
キャンペーンお申し込み
フォーサイトのお申し込み
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top