マリPKOに中国「人民解放軍」派遣の意味

執筆者:白戸圭一 2013年8月22日
カテゴリ: 国際 外交・安全保障
 国連PKOへの協力を強化する中国の狙いとは(習近平主席)(C)AFP=時事
国連PKOへの協力を強化する中国の狙いとは(習近平主席)(C)AFP=時事

 フランス軍主導でイスラム過激派の掃討作戦が続いてきたアフリカ西部マリ共和国で7月から、国連平和維持活動(PKO)の「国連マリ多元統合安定化ミッション(MINUSMA)が始まった。4月25日に採択された国連安保理決議2100に基づき、過激派による北部占領やクーデターを経験したマリの安定化を目指すPKOである。要員は軍人1万1200人、文民警察官1440人の総勢1万2640人だ。

 このMINUSMAに、中国政府が本格的な戦闘能力を持つ治安部隊を派遣したことが注目を集めている。

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執筆者プロフィール
白戸圭一 立命館大学国際関係学部教授。1970年生れ。立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。毎日新聞社の外信部、政治部、ヨハネスブルク支局、北米総局(ワシントン)などで勤務した後、三井物産戦略研究所を経て2018年4月より現職。著書に『ルポ 資源大陸アフリカ』(東洋経済新報社、日本ジャーナリスト会議賞受賞)、『日本人のためのアフリカ入門』(ちくま新書)、『ボコ・ハラム イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織』(新潮社)など。京都大学アフリカ地域研究資料センター特任教授、三井物産戦略研究所客員研究員を兼任。
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