李承晩が買った釜に朴正熙が飯を炊き、全斗煥と盧泰愚が食い尽くすと、金泳三は釜を売ってしまった。金大中が借金して炊飯器を買ったが、盧武鉉がコンセントをさし間違えて故障した――。 歴代大統領を皮肉ったこのジョークが韓国のブログで流行っているらしい。内容的には「開発独裁」の朴正熙の評価がいちばん高く、支持率が20%台まで落ちこんだこともある盧武鉉の評価はまだ低いことになる。 韓国政界には「困った時の日本叩き」という格言がある。李承晩から盧武鉉まで、内政で危機に直面すると、日本を集中攻撃し、目先を変えて危機を突破するという独特のやり方だ。しかし、盧大統領の反日は執拗かつ集中的。他の歴代大統領とは異質である。
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