冷戦終焉後から国家や戦争の概念は急激に変化してきた。イスラエル・ヘブライ大学の教授を長く務めたマーチン・V・クレフェルト氏は、「クラウゼヴィッツの戦争の世界は変わった。今日では、武力を行使する全ての戦いを『戦争』と呼ばなければ軍事力の果たす役割を理解できないだろう」(石津朋之監訳『戦争の変遷』2011年)とし、石津(防衛研究所)は、「しかも、本来は戦争のために存在した軍隊が非軍事的役割を果たす時代でもある」と付言している。
時代の変化に追随、先行できない国家は、ダーウィンが言う「適者生存」を証明するように退化していく。
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