天下の日立もお買得? 目をつけた外資系ファンド

執筆者: 2007年3月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

 不振から脱出できない日立製作所。昨年四月から十二月までの決算も営業利益は三〇%減、最終損益も七百六十八億円の赤字と、赤字幅は前年同期より七百億円以上拡大した。ハードディスク駆動装置、プラズマ、液晶の三事業の不振が続いているのに加え、原発タービン事故などの失態も抱えているためだ。 業績につられる形で株価も八百円前後で低迷。そんななか、「外資系ファンドが日立の買収に積極的に動いている」(米投資銀幹部)という。日立の時価総額は二兆七千億円前後だが、「原発や白物家電、情報通信など本体の様々な事業を切り売りできるほか、優良子会社も傘下に収められる」ことを考えれば、「現在の時価総額は割安」(外資系ファンド幹部)という。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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