「地方」をメシのタネにし始めた経産省の小利口

執筆者: 2007年3月号
カテゴリ: 政治
エリア: アジア

「いまの時代、『地域活性化』ほど政治家が喜ぶものはないんだよ」 政府・与党の地域活性化政策がそろりと動き始めた二月六日、政府関係者はあけすけに語ってみせた。 愛知県知事選と北九州市長選は一勝一敗。四月の統一地方選、七月の参院選を控え、与党は「地方対策」に躍起になっている。「無党派がどんどん逃げている。このままでは敗色濃厚だ」(ある閣僚経験者)。今国会に提出する予定の法案は、都市部から農山漁村への移住を増やそうという「農山漁村活性化法案」(農林水産省)や、物流や観光などの環境を広域整備して“都道府県おこし”を狙う「広域的地域活性化基盤整備法案」(国土交通省)など九本。都市と地方との「格差是正」「再チャレンジ」などを謳い文句に、中央省庁幹部は連日、与党幹部や有力な族議員を「夜討ち朝駆け」し、根回しに追われている。

カテゴリ: 政治
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
クローズアップ
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み
クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top