メドベージェフ大統領(42)、プーチン首相(55)が統治するロシアの「双頭政治」がスタートした。ロシアの国章「双頭のワシ」は、東ローマ帝国や帝政ロシア・ロマノフ王朝の紋章であり、ユーラシアにまたがるロシアが、欧州とアジアを支配するという意味合いが込められている。 メドベージェフ氏はサンクトペテルブルク時代から17年間プーチン氏の部下で、主従関係は変わらない。プーチン氏はバックシート・ドライバーとして方向を指示し、運転手も行き先を尋ねそうだ。プーチン氏が「代われ」と言えば、いつでも運転を交代するだろう。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン