アクションシーン満載の007映画最新作「慰めの報酬」では、カリブ海の島国ハイチが登場する。ダニエル・クレイグ扮する英国諜報部員ジェームズ・ボンドが、ハイチの市街や風光明媚なハーバーで南米を拠点とする“闇の組織”と対決する場面に、観客の目は釘付けとなる。 今回の物語は、南米ボリビアの元独裁者と結託した悪の組織が、水などの天然資源をコントロールして世界市場を大混乱に陥れる陰謀を企んでいるとの設定。それを阻止するために、ボンドが縦横無尽に活躍する。旧来の“ボンド・ガール”とは異なり、ウクライナ出身の女優オルガ・キュリレンコが“闇の組織”に立ち向かう戦士として描かれ、本格的なスパイアクション映画に仕上がっている。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン