意外に近い「藻やアブラ菜」でジェット機が飛ぶ時代

執筆者:ダン・リード 2009年3月号

[フォートワース発]乗客の十人に一人が石油燃料以外の“環境にやさしい燃料”で飛ぶ飛行機を利用する時代が十年以内に来るかもしれない。むろん、すぐにも合成バイオ燃料のみを使用して飛行機が飛ぶわけではない。世界全体の需要を満たすだけの燃料供給はまだないからだ。それが実現するのはどんなに早くても四、五十年先――あるいは、新燃料が石油などの化石燃料をすべて不要にすることはないかもしれない。 とはいえ、業界団体の「国際航空運送協会(IATA)」は、二〇一七年までに航空燃料の一割以上を代替燃料に切り替えるという目標を掲げている。特に力を入れるのが、食用ではない植物や有機物を使った「第二世代バイオ燃料」の導入だ。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
クローズアップ
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み

池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top