「エルビス」 国際テロ組織アル・カエダの指導者オサマ・ビン・ラディン容疑者を追跡する米中央情報局(CIA)の専門家らは、彼にそんなあだ名を付けたという。 エルビス・プレスリーは死後も、世界各地から目撃情報が寄せられているが、すべてガセネタ。ビン・ラディン情報も誤報ばかりで、振り回されている。 ビン・ラディンが潜行しているとみられるパキスタンのアフガニスタン国境地帯。ここに、ビン・ラディンの動向を探るCIA要員や米軍特殊部隊員も駐在している。その数のべ五十―百人。その一人で作家に転身したアート・ケラー氏がメディアに登場し、現状を語り始めた。

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