ハイチ大地震 日本の支援額が少ない理由

執筆者: 2010年3月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中南米

 犠牲者が二十三万人を上回る見込みのハイチ大地震。日本政府が当初支援表明した額はテントなどの緊急援助物資三千万円相当と無償資金協力四億五千万円のみで、国連から少額だと不満を示され増額する失態となったが、実際にはもっと少ない支援額が検討されていたという。 政府関係者によると、初期段階では四億五千万円を一億―二億円下回る支援額が打ち出されたが、政府内で「いくら何でも少なすぎる」との声が上がり、急遽増額された。この関係者は“政治主導”で官僚サイドが指示待ちだったのに対し、政治家側から具体的な支援提案も出ず、「ポテンヒットのような状態になった」と指摘する。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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