小渕首相「退陣劇」と「旧田中派」の15年

執筆者: 2000年4月号
タグ: 日本
エリア: アジア

「因果は巡る車の輪」ということわざがあるが、小渕首相の突然の脳梗塞による退陣劇は、この言葉を思い出させた。 先々号のこの欄で、1985年から始まった「バブル経済の発生と崩壊」のプロセスから見て、時代は15年間で一巡したのではないかと指摘したが、政治の流れから見ても、時代はこの15年で一回りしたという印象を受ける。 今からちょうど15年前の1985年2月7日、時の竹下登蔵相は「創政会」を結成し、「闇将軍」と言われた田中角栄元首相からの独立を目指した。これにより自民党田中派は分裂。「内輪揉め」の始まりである。この時、「創政会」の中核メンバーとして、竹下政権樹立へ向けて精力的に動いたのが、金丸信、橋本龍太郎、梶山静六、羽田孜、小渕恵三、小沢一郎の各氏だった。

カテゴリ: 政治
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