印パ核実験再開の恐れ背後には北朝鮮の影響も

執筆者: 2000年6月号
カテゴリ: 国際

 九八年五月に地下核実験を強行したインドとパキスタンが、核実験を再開するのでは、との懸念が強まっている。 英ロイター通信は五月下旬、「パキスタンが核実験再開準備をしている兆候がある」との米政府当局者の話を伝えた。パキスタン政府は否定しているが、印パ関係筋によれば、パキスタンが同国南西部チャガイ丘陵の地下核実験場で、実験用核爆弾を埋め込むための横穴を掘削中であることが確認されている。 対するインドでも、西部ラジャスタン州のポカラン核実験場に古井戸を利用した実験用の穴が掘削済みで、「いつでも実験を再開できる状況にある」(同筋)。一連の動きは、印パ間に新たな緊張を誘発しつつある。

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