ワールドカップサッカーで移動させられるAWACS

執筆者: 2001年2月号
タグ: 自衛隊
エリア: 日本

 二〇〇二年のサッカー・ワールドカップ(W杯)で、防衛庁が静岡県に航空自衛隊浜松基地の一時使用を認める見通しとなった。同基地に配備されている空中警戒管制機(AWACS)四機は期間中、別の基地に移すことになりそうだ。 静岡県では準々決勝を含む三試合が予定されているが、最寄りの空港は名古屋空港しかなくアクセスの悪さが指摘されていた。このため石川嘉延知事が防衛庁を訪れ、斉藤斗志二長官に一時使用への協力を申し入れ、斉藤長官は理解を示した。 問題は大型機が続々と飛来した場合、AWACSを置く場所がなくなるため、他の基地に移動させざるを得なくなること。空自はAWACS配備の際、日本を不法侵入機から守るため列島中央部にある浜松基地が最適と説明していた。一時的とはいえ移せるなら、浜松配備が不可欠ではなかったことになるが、空自幹部は「W杯は世界的なイベント。抵抗しても仕方ない」と話す。

カテゴリ: 外交・安全保障
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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