【インタビュー】ジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授) あと五、六週間のうちに小泉政権の勝負はつく
公約の四割でも実現できれば、“改革”は成功したと言うべきだ。「超」知日派の米政治学者による小泉総理への直言――。 一九六四年の初来日以来、日本政治を「外部の目で、内側から」見続けてきた希有な研究者であるジェラルド・カーティス教授は、三十七年経た今も、日本社会と日本政治への興味は尽きることがないという。昨夏来、東京にある政策研究大学院大学客員教授として、久しぶりの長期日本滞在生活が続いているが、今も日々新しい発見があると語る。 新著『永田町政治の興亡』(小社刊)で、自民党政治を支えてきた組織構造の崩壊を論じたカーティス氏の目に、現在の小泉政権と「構造改革」の行く末はどう映っているのか、聞いてみた。
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