三十人以上の日本人が巻き添えになった「9.11テロ」の翌日、左翼政党の浅はかな女が「『ざまーみろっ』て思っている国だってきっとある、と思いませんか」と書いて非難集中、たちまち謝ったという。 だが彼女の言わんとしたこと自体は、あながち見当外れとはいえない。アメリカはテロで大打撃を受けた。アメリカ人は嘆き悲しんだ。しかし人間、隣家の不幸ほど嬉しいものはない。シナ人はさぞ喜んだことだろう。 果たして事件直後の新聞に、チラとだが、米国務省の招待で訪米中のシナ人グループが、当日ホテルのテレビで惨事を見て、拍手喝采したと出ていた。北京は狂喜乱舞だったという。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン