実は“秘密のルート”を持つシャロン首相とアラファト議長

執筆者: 2001年12月号
タグ: イスラエル
エリア: 中東

 イスラエルのシャロン首相とパレスチナ自治政府のアラファト議長は不倶戴天の敵とされているが、実は今夏、過去のわだかまりを捨て、新しい関係を築くことを約束し合うほど、関係改善が進んでいたことがイスラエル政府筋の話で分かった。 両者の橋渡しをしたのは、アラファト議長と長年親交のあるイスラエルの実業家ヨシ・ギノサール氏。同氏は三月から六回にわたり、シャロン首相の意向を受け、アラファト議長と秘密裏に接触。このうち三回は同首相の二男オムリ氏が同席し、七月にヨルダン川西岸のラマラで行なわれた秘密会談では、パレスチナ過激派のテロ問題などについて、父親である首相の「本音」を説明した。

カテゴリ: 国際
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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