マクドナルドに代表されるファストフード・チェーンが世界を席巻している。しかし、店舗単位での売り上げは減少し、投資家も将来性を疑い始めている。 アメリカでは、成人の四人に一人が毎日ファストフード店で食事をするという。ファストフードの代表格ともいえるマクドナルドは百二十一カ国に約三万店舗を広げ、総売り上げ四百億ドルを誇る世界最大規模のレストランチェーンとなった。一九七一年にマクドナルドの一号店ができた日本にも全国各地に三千七百店舗が存在し、いまや日本はアメリカに次ぐ世界第二のファストフード消費国となっている。
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