外務省ホームページの正しい利用法

執筆者:成毛眞 2002年5月号

 外務省の海外安全情報ホームページがリニューアルされる。国別に「危険情報なし」から「退避勧告」までの六段階で危険度をあらわしているこのページによると、例えばイギリスは危険情報なし、アフガニスタンは退避勧告である。この段階方式をやめるというのだ。もっぱら皮肉な方法でこの情報を利用してきた僕にとっては不便になる。 この三月、二週間をかけてモロッコ王国を家族で旅行してきた。この国の危険度はレベル一の「注意喚起」。同ホームページには「モロッコでは強盗、殺人等の凶悪犯罪の発生は比較的少なく、治安状況は概して良いとされていました。しかし最近では、置き引き、スリなどの犯罪が増加しつつあり(中略)なお、ラマダン期間中、特に日没直前は、帰宅を急ぐ乗用車が交通法規を無視することが多く、交通事故に十分気を付ける必要があります」と説明がある。

カテゴリ: カルチャー
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執筆者プロフィール
成毛眞 中央大学卒業後、自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、1986年、マイクロソフト株式会社に入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。2011年、書評サイト「HONZ」を開設。元早稲田大学ビジネススクール客員教授。著書に『面白い本』(岩波新書)、『ビジネスマンへの歌舞伎案内』(NHK出版)、『これが「買い」だ 私のキュレーション術』(新潮社)、『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『金のなる人 お金をどんどん働かせ資産を増やす生き方』(ポプラ社)など多数。(写真©岡倉禎志)。
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