領海の警戒監視システムに使われる探知装置の種類は、電波センサー、電子光学センサー、そして音響センサーに大別される。
電波センサーとは、一般に言うレーダーのことであり、領空を飛来する航空機やミサイルなどを探知してきた。領海の監視に有用なレーダーには、次の2つが挙げられる。1つはHFバンドレーダーと呼ばれ、射出される短波が、電離層に反射して水平線の彼方先まで進み、領土から200海里(370㎞)離れた排他的経済水域(EEZ)の外縁に接近する海上小型目標を探知する。EEZの起点となる離島に設置するのが望ましい。他の1つは合成開口レーダーと呼ばれ、目標からの反射波を異なる位置で観測し、その観測情報を合成することにより、監視目標の状況を高い解像度で把握する。無人機に搭載することが望ましい。
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