「警視庁公安部が日本国内で諜報活動をしていたとみている」(読売新聞)と伝えられた在日中国大使館の李春光1等書記官。読売新聞のスクープを受けて日本の大手紙は1面トップなどで派手に彼の活動ぶりを伝えた。
しかし、これまでに確認された彼の行動は、記事の大きさと比較して、あまりにも支離滅裂だ。
最も滑稽なのは、外国人登録証明書を不正に使って銀行口座を開設したこと。
身分をひそかに隠す高等なスパイなら、まずこんなお粗末な外国人登録法違反行為はやらない。
李書記官が、報道のように中国人民解放軍参謀2部所属のスパイで、外交官ビザを持っていれば、「外交官カバー」の諜報員ということになる。つまり外交官になりすました軍所属のスパイだ。
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