アフリカの原発:ラマポーザ南ア副大統領「訪中」の理由
おかしな事件が起こった。7月10日、中国遺跡観光ツアー客(南アフリカ人10名、イギリス人9名、インド人1名)が、内モンゴルのオルドス空港で官憲によって拘束された。容疑は、ホテルの部屋でテロ組織の宣伝ビデオを観ていたということだったらしいのだが、中国当局は明らかにしていない(釈放された後に同人達は「チンギス・ハーンのドキュメンタリーを観ていただけだ」と言っている)。このなかに、南アフリカの通信会社『ヴォダコム』社のCEO(最高経営責任者)シャミール・ジュスブ氏の近親者がいて、連絡を受けたジュスブ氏がAP通信にメールを送ったため、15日には南アフリカ、アメリカ、イギリスのメディアがこのニュースを伝えた。
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