【ブックハンティング】死刑囚「永山則夫のラブレター」を預かった私

執筆者:嵯峨仁朗 2017年5月7日
カテゴリ: 社会 書評
エリア: 日本

 仮に熱愛中のカップルのメールのやり取りをのぞき見たとしたら、盛り上がっているのはご当人たちだけ、見た方が恥ずかしさと後悔に包まれることだろう。しかし、ここに収められているラブレターには、一般的な恋愛を超えた様々な意味がある。本書『死刑囚永山則夫の花嫁 「奇跡」を生んだ461通の往復書簡』は、1968年、東京や京都などで4人を射殺し、97年に死刑が執行された永山則夫と、文通で心を通わせ獄中結婚した女性・和美との往復書簡集だ。初めて明らかになる2人の膨大な手紙は、作家であり運動家でもあった死刑囚の素顔と心の変化を浮き上がらせている。

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執筆者プロフィール
嵯峨仁朗 1960年、秋田県生まれ。東京タイムズ社で報道部、浦和支局などに勤務。92年、同紙休刊後、北海道新聞社に入社。本社社会部、東京支社社会部、編集委員などを経て現在、本社報道センター副センター長。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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