米英仏「シリア爆撃」は国際法違反なのか
米東部時間の4月14日、米英仏によるシリアへのミサイル攻撃は国際法上違法であると訴えるロシアによって、国連安全保障理事会が招集された。安保理ではミサイル攻撃の合法性を巡る議論が展開され、ロシア提案の米英仏非難決議が投票にかけられたが、ロシア、中国、ボリビアの3カ国しか賛成せず、過半数に達しなかったため、決議は採択されなかった。
なぜロシアは、シリアへのミサイル攻撃の違法性を訴えたのに3票しか賛成を集められなかったのか、そもそもあのミサイル攻撃には合法性があったのか、について論じてみたい。
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