「2匹目」狙うトランプと「失速」プーチンの「個人会談」

執筆者:名越健郎 2018年7月5日
昨年11月のAPEC首脳会議(写真)など国際会議の場で2度顔合わせしているが、本格的会談は初のプーチン露大統領(右)とトランプ米大統領 (C)AFP=時事

 

 7月16日にヘルシンキで行われる米露首脳会談は、ドナルド・トランプ、ウラジーミル・プーチン両大統領による初の本格的会談となる。首脳会談開催はジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が6月末に訪露して決まったが、ロシア紙によれば、遅刻魔のプーチン大統領は予定時間より早く、クレムリンの補佐官との会談場に現れたという。5月26日の日露首脳会談で、安倍晋三首相を50分待たせたプーチン大統領が、いかに米露サミットを切望していたかが分かる。

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執筆者プロフィール
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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