国際人のための日本古代史
国際人のための日本古代史 (104)

藤原氏と戦った「聖武天皇」と民衆の星「行基さん」

執筆者:関裕二 2018年10月10日
タグ: 日本
エリア: アジア
近鉄奈良駅前の行基像(筆者撮影、以下同)
 

 行基(ぎょうき)さん1350歳の記念行事が、奈良市内で行われている。奈良時代に約1万人の信者が都の東の丘で集会を開いたと『続日本紀』に記録されているが、今月(10月)、奈良公園の飛火野(とぶひの、奈良市春日野町)でそれを再現するそうだ。で、そもそも、行基さんって、何をやった人?

 行基さんは、天智7年(668)に河内(のちに和泉)国大鳥郡(大阪府堺市西区家原寺町=えばらじちょう)で生まれた。百済系渡来人の末裔・高志(こし)氏の出だ。

カテゴリ: 政治 社会 カルチャー
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執筆者プロフィール
関裕二 1959年千葉県生れ。仏教美術に魅せられ日本古代史を研究。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。著書に『聖徳太子は蘇我入鹿である』(ワニ文庫)、『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』(以上、新潮文庫)、『伊勢神宮の暗号』(講談社)、『天皇名の暗号』(芸文社)、『「死の国」熊野と巡礼の道: 古代史謎解き紀行』 (新潮文庫)など多数。最新刊に『神武天皇 vs. 卑弥呼 ヤマト建国を推理する』(新潮新書)、『古代日本人と朝鮮半島』(PHP文庫)、『「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪: 古代史謎解き紀行』(新潮文庫)がある。
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