初の舞台化! 三島由紀夫『豊饒の海』で向き合う「生と死」、そして「美」

執筆者:フォーサイト編集部 2018年10月31日
エリア: アジア
松枝清顕役に挑む東出昌大(右)と本多繁邦の老年期を演じる笈田ヨシ 撮影:菅野健児(以下同)
 

 人間の存在と輪廻転生の壮麗な物語を描く三島由紀夫の『豊饒の海』。『春の雪』『奔馬(ほんば)』『暁の寺』『天人五衰(てんにんごすい)』の4作からなる畢生の大河小説が舞台作品として、現代に甦るという。この野心あふれる試みには、イギリスでもっとも注目されている演出家の1人であるマックス・ウェブスターを迎え、脚本は「てがみ座」主宰の長田育恵が手掛けた。三島文学を体現するキャストは東出昌大、宮沢氷魚、上杉柊平、大鶴佐助、神野三鈴、初音映莉子、首藤康之、笈田ヨシら。三島自ら「世界解釈の小説」とまで語った絶筆の書を、実力派との呼び声高い俳優陣はどう演じ切るのか。4つの物語を導く本多繁邦の老年期を演じる笈田ヨシ(85)と、「美」の象徴であり、本多が生涯執着することになる松枝清顕に挑む東出昌大(30)に、三島文学の魅力、そして舞台への思いを聞いた。

カテゴリ: 社会 カルチャー
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top