香港デモ:中国が「介入できる根拠」と「介入したくない理由」

執筆者:野嶋剛 2019年8月23日
カテゴリ: 国際 政治 社会
エリア: 中国・台湾
深圳のスポーツセンターに集結した武装警察(C)EPA=時事

 

 容疑者を香港から中国へ送ることを可能とする逃亡犯条例の改正に反対する抗議デモが鳴り止まないなか、「鎮圧」への支援を前提に、万単位とみられる中国の人民武装警察部隊が香港に隣接する深圳へ移動し、訓練を積む映像も流されている。ドナルド・トランプ米大統領が1989年の天安門事件と絡めて中国の介入を懸念する発言を行うなど、世界は「いつ中国が香港に介入するのか」を真剣に注視し始めている。

 では、実際に介入は起きるのか。

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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に「イラク戦争従軍記」(朝日新聞社)、「ふたつの故宮博物院」(新潮選書)、「謎の名画・清明上河図」(勉誠出版)、「銀輪の巨人ジャイアント」(東洋経済新報社)、「ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち」(講談社)、「認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾」(明石書店)、「台湾とは何か」(ちくま新書)。訳書に「チャイニーズ・ライフ」(明石書店)。最新刊は「タイワニーズ 故郷喪失者の物語」(小学館)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
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