饗宴外交の舞台裏
饗宴外交の舞台裏 (260)

日本とアルジェリアの「架け橋に」元大使夫人の回顧録

執筆者:西川恵 2020年4月2日
カテゴリ: 政治
エリア: アフリカ
町村信孝文科大臣夫妻が訪問(2001年1月)した際、夫人プログラムで催された昼 食会。アルジェリアの女性団体会長、高等教育大臣夫人、元駐日アルジェリア大使夫人などが参加した(前列中央が町村夫人の淳子さん、その右隣が真美さん、エルジャザイ ールホテルで)(渡辺真美さん提供、以下同)

 

 渡辺真美さんは、アラブ首長国連邦(UAE)とアルジェリアに大使として在勤した夫の故・渡辺伸氏とともに計9年、アラブ世界で暮らした。 

 とくにアルジェリアでは国内でテロが吹き荒れていた時期で、ほとんど公邸から出られない、事実上の籠城生活だった。しかし、

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執筆者プロフィール
西川恵 毎日新聞客員編集委員。1947年長崎県生れ。テヘラン、パリ、ローマの各支局長、外信部長、専門編集委員を経て、2014年から客員編集委員。2009年、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。著書に『皇室はなぜ世界で尊敬されるのか』(新潮新書)、『エリゼ宮の食卓』(新潮社、サントリー学芸賞)、『ワインと外交』(新潮新書)、『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社)、『知られざる皇室外交』(角川書店)、『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社)、訳書に『超大国アメリカの文化力』(岩波書店、共訳)などがある。
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