ヨーロッパの情勢・情報についてたびたびご執筆いただいているドイツ在住ジャーナリスト・熊谷徹さんが『パンデミックが露わにした「国のかたち」 欧州コロナ150日間の攻防』(NHK出版新書)を上梓されます。
欧州は、中国に続きコロナ危機の第2の震源地となりました。イタリア、スペイン、英国、フランスでは重症者の数が集中治療室のキャパシティーを上回り、一部の地域で医療崩壊が起きましたが、熊谷さんの住むドイツでは、感染症死亡率が西欧諸国の中で最も低く、医療崩壊は起きていません。
陸続きの欧州大陸で、なぜこのような違いが生じたのでしょうか。
「国のかたち」の違いを浮き彫りにしたパンデミックは、我々に「どのような国のかたちを持つべきなのか」という問いを突き付けています。
この問いに応える『パンデミックが露わにした「国のかたち」』は、8月11日頃、全国の書店に並びます。
ぜひお手に取って、ご覧ください。