ヨーロピアン・ラプソディ
ヨーロピアン・ラプソディ (25)

日本・ベルギー・スペイン「入国審査」で体験した「水際対策」の違い

執筆者:大野ゆり子 2020年10月9日
タグ: 新型コロナ
エリア: アジア ヨーロッパ
ベルギー・ブリュッセル街中のPCR検査場(筆者撮影、以下同)

 

 私は普段ヨーロッパに住んでおり、ベルギー・ブリュッセルとスペイン・バルセロナの2拠点を行き来してきたが、コロナ禍によってこの2都市は遠いものになってしまった。

 フライトでは2時間と、国内のように移動できたはずなのだが、新型コロナウイルスの感染が再び拡大している欧州では、各国がそれぞれに独自の対策を取り、EU(欧州連合)統合で長らく消滅していたはずの「国境」が復活した。渡航のためには、刻々と変わる入国先の感染予防策の情報を入手し、EUが統合する前の「海外旅行」のように時間をかけなくてはならなくなったのだ。

カテゴリ: 社会
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執筆者プロフィール
大野ゆり子 エッセイスト。上智大学卒業。独カールスルーエ大学で修士号取得(美術史、ドイツ現代史)。読売新聞記者、新潮社編集者として「フォーサイト」創刊に立ち会ったのち、指揮者大野和士氏と結婚。クロアチア、イタリア、ドイツ、ベルギー、フランスの各国で生活し、現在、ブリュッセルとバルセロナに拠点を置く。
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