ヨーロピアン・ラプソディ
(24)
欧州「アーティスト」がコロナ禍の世界に届ける素敵な「ステイホーム」作品群
![](/mwimgs/2/d/1300mw/img_2d1a3859f99db0110f4f7474df4e4efb129085.jpg)
コロナ禍でも作品を発表する画家デイヴィッド・ホックニー。82歳になる巨匠の言葉はシンプルで美しい (『BCC』のインタビューより)
日本ではステイホーム週間が始まっている。新型コロナの感染を広げないためにできる、せめてもの社会貢献は、「家を出ない」というシンプルなことのはずだが、「いつまでか」が見えてこないと、心穏やかに過ごすのはなかなか難しい。
私は夫で指揮者の大野和士とともに、普段は欧州を拠点にしているが、2月中旬に日本に戻った後、感染状況が悪化の一途をたどるスペインにもベルギーにも入国できなくなった。今は日本のホテルで過ごしている。この間、東京、バルセロナ、パリで予定されていた夫の演奏会は、当然ながら全てキャンセルになった。
![](/common/images/v1/common/key_black.png)
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン