44歳「安保担当大統領補佐官」ジェイク・サリバンの外交思想

44歳で米外交の中枢を担うことになる、ジェイク・サリバン次期国家安全保障問題担当大統領補佐官 (C)AFP=時事

 

 ジョー・バイデン次期米政権の外交チームが発表された。環太平洋連携協定(TPP)、パリ協定、イラン核合意からの離脱や、目まぐるしい高官更迭が象徴したドナルド・トランプ時代の「混沌」から「安定」への移行が期待される。

 国務長官に指名されたトニー・ブリンケンなどバイデンの側近起用は予想通りである。

 だが、何と言っても注目すべきは、外交・安全保障政策の要である国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任するジェイク・サリバンであろう。44歳と60年ぶりの若い年齢での就任であり、バラク・オバマ政権で国務副長官を務めた米外交の重鎮ビル・バーンズは、

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
杉田弘毅 共同通信社特別編集委員。1957年生まれ。一橋大学法学部を卒業後、共同通信社に入社。テヘラン支局長、ワシントン特派員、ワシントン支局長、編集委員室長、論説委員長などを経て現職。安倍ジャーナリスト・フェローシップ選考委員、東京-北京フォーラム実行委員、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科講師なども務める。著書に『検証 非核の選択』(岩波書店)、『アメリカはなぜ変われるのか』(ちくま新書)、『入門 トランプ政権』(共同通信社)、『「ポスト・グローバル時代」の地政学』(新潮選書)、『アメリカの制裁外交』(岩波新書)など。
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