5年ぶり「朝鮮労働党大会」総括(5)試されるバイデン政権の「国際協調主義」対北のベテランゆえの強硬論も
北朝鮮の対外向けのネット宣伝メディアである『朝鮮の今日』は1月23日、韓国での報道を引用する形で、ドナルド・トランプ支持者の米議会議事堂乱入事件を、
「米議会はこの日、バイデンを当選者として宣言できず、翌日になって当選者として確定させた」
と伝えた。北朝鮮系メディアがジョー・バイデン氏の大統領当選を報じるのはこれが初めてとみられるが、インターネットを使えない北朝鮮の一般住民は、この報道に接する機会などない。北朝鮮の『労働新聞」や『朝鮮中央放送』(ラジオ)、『朝鮮中央テレビ』など国内メディアはまだバイデン氏当選を報じていない。
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