[メキシコシティー発(ロイター)] メキシコ北部の都市モンテレイの中道左派野党「市民運動」に所属するアグスティン・バサベ・アラニス下院議員は10月18日、自身の携帯電話がスパイウェア「Pegasus(ペガサス)」に感染していたと明らかにした。これでロペス・オブラドール大統領によるペガサスの使用疑惑は4件目となる。
ペガサスはイスラエルのスパイウェア会社NSOグループが開発したもので、政府や法執行機関にのみソフトウェアを販売している。メキシコ前政権下では政権に批判的な人物を監視するために使用され、ロペス・オブラドール大統領はスパイウェアの使用を止めると宣言していた。
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