9月22日から25日まで、アフリカ大陸最大のポップカルチャー(コミック、アニメ、アート、コスプレなど)とゲームのフェスティバル「COMIC CON(コミコン)AFRICA 2023」が、南アフリカのヨハネスブルグで開催される。
コミコンとはもともと「コミック・ブック・コンベンション(Comic Book Convention)」の略で、発祥はアメリカだ。1964年にファンイベントとしてニューヨークで開催されたのが最初だが、以降は企業や団体の主催となって規模が拡大し、世界最大規模のアメリカ・サンディエゴをはじめ、今やフランス、イギリス、台湾など世界各地で開かれている。日本では東京コミコンが2016年に始まり(今年は12月8日から3日間、千葉・幕張メッセ)、大阪コミコンは今年初開催(5月5~7日、インテックス大阪)となっている。
南アフリカでの初開催は2018年。当初はアメリカの企業「リードポップ」が主催者となった。アフリカでは日本の漫画やアメリカンコミックの人気が非常に高いこともあり、アフリカと世界の結節点として南アフリカのヨハネスブルグを選んだという。第1回からいきなり出展社数212社、来場者数4万5000人超という人気イベントになった。……
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