【Explainer】「引き分けだったらどうなるか」ほか、2024年アメリカ大統領選挙「選挙人制度」の重要ポイント

2024年10月19日
エリア: 北米
トランプ支持者による襲撃で中断され、同日夜に再開された大統領選の結果を確定する上下両院合同会議[2021年1月6日=アメリカ・ワシントンDCの連邦議会](C)Caroline Brehman/Pool via REUTERS
アメリカでは全国で最も多く得票した候補が大統領になるのではなく、選挙人制度と呼ばれるシステムを通じて選ばれる。この制度では、基本的に人口に基づいて50の州と首都ワシントンDCに選挙人の票が割り当てられている。カマラ・ハリス副大統領と共和党の挑戦者ドナルド・トランプが競う11月5日の大統領選の行方を決める可能性があるいくつかのルールを説明する。

[ロイター]大統領選挙に行く有権者が投票用紙の上に見るのは、通常は大統領と副大統領候補の名前だ。だが、実際には有権者は、「選挙人団」というグループに投票していることになる。

 全米には合計538の選挙人がいる。つまり、選挙人の票は538票あるため、選挙に勝つには270票を必要とする。

カテゴリ: 政治
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