西アフリカのコートジボワールで、大統領選の決選投票を終えた候補者2人が、ともに「大統領」を名乗る異常事態が発生しています。
日本の新聞でも既に報道されていますが、経緯をおさらいすると、大統領選は10月31日に第1回投票があり、14人が立候補しましたが、過半数を獲得した候補はいませんでした。「過半数を得票した候補がいない場合は得票数上位2人で決選投票を行う」との規定により、11月28日に決選投票が行われ、現職のバグボ大統領(65)と、北部の旧反政府勢力に支持された野党指導者のワタラ元首相(68)が決選に臨みました。

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