マイクロソフトの“敵”

執筆者:Foresight 2003年1月号
タグ: 中国 ドイツ 日本
エリア: 北米

「世紀の裁判」と呼ばれた独禁法訴訟は和解で事実上決着し、独り勝ちの構図は温存された。しかし強さはときに仇となる。欧州、中国をはじめとする各国の政府、企業に不信感を芽生えさせ、オープンソースを世界に伝播させる原動力となった。[パロアルト発]パソコン革命の先導役となり、いまや世界を代表する巨大企業となったマイクロソフト。情報技術(IT)不況が長期化し、競合他社が業績低迷に喘ぐなか、その強さは際立っている。「(IT業界の)経営環境が厳しいなかで、我々は幸いにも成功を収めている。研究開発に力を入れてきたおかげだ」

カテゴリ: テック
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