ジャスミン革命と崩壊危機のエジプト

執筆者:フォーサイト編集部 2011年2月1日
タグ: アメリカ

 本日の朝刊各紙は小沢一郎氏の強制起訴一色に染まっていますが、フォーサイトは中東情勢を深く掘り下げます。

 先週の金曜日に続き、昨日の深夜(本日未明)、池内恵さんのエジプト情勢に関する記事を緊急掲載しました(「中東―危機の震源を読む(68)崩壊危機のエジプトを読む」)。Q&A形式で、エジプト情勢の現状、今後の見通しを詳しく解説しています。どこよりも深くわかりやすいエジプト情報です。

 そして本日の更新記事は、山内昌之さんの「ジャスミン革命で始まったアラブ民主化の『ツナミ』」。エジプトに飛び火したチュニジア・ジャスミン革命の特徴は、イスラム原理主義への扇動はもちろん、イスラムへのアピールが見られないこと。国民が求めているのは自由と民主主義、多党制政治。問題の本質は、宗教、経済よりも政治にありそうです。
 「専門家の部屋」では、「アメリカ」に「新人保守系議員4名が上院茶会党議員連盟への不参加表明」の新エントリ。昨年の米中間選挙で旋風を巻き起こしたティー・パーティー運動ですが、当選した「茶会党候補」の動きは様々です。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top